恐るべし、鼻ヂカラ。

デザイン業も少しずつ目途がたってきて、ぼちぼち畑仕事に精をだせるようになってきた。

が、しばらく畑を留守にしていると「人の気配」が少なくなるのか、厄介者のイノシシが歩き回っているようだ。畑のあちらこちらで地面を掘り起こされている。

20161205

隣のリンゴ畑もだいぶやられている、と86歳のシロー爺ちゃんが言っていた。掘られるのは土の湿っているところばかりで、これらは脚ではなく、すべて鼻ヅラを使って行う。土中にひそんでいるミミズを狙うのだ。ウチの畑のミミズはだいたい長さ15cm、太さも8mmぐらいはある大物だらけだ。冬に向けてタンパク質が欲しいイノシシとしては、絶好の餌場なのだろう。

幸いぶどうの根には影響は無いが、畝がガタガタになって困る。放っておくと歩きづらくなり、作業的にも疲れやすくなるので平らにならさなくてはいけない。

この先は頻繁に畑に出張り、しっかり目を光らせておかなければ。

今日は暖かかった。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。

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