新たな殿城ヴィンヤード

この春に新しく借りた畑が少しずつ綺麗になってきた。

約4,500㎡(1,350坪)あるものの、土手が多く栽培面積が限られ管理も大変だが、これまでの畑と異なり水はけが良い。陽あたりは申し分ない。

「たぶん白品種に適している」という感触がある。

上質なリースリングを生み出したい。

村の入口付近の目立つ一画にあるが、その景観や佇まいが「ヨーロッパの小さな村」みたいだなぁ、と勝手に思っている。

まだ小さな苗を68本しか植えていないので、草刈り作業ばかりだけど、全体像がイメージできるようになってきた。

現状の生産量では生活が成り立たない。この畑を加えて収量を増やしビジネスとして軌道に乗せなければ。

まだ見ぬ若い人が「自分もここでぶどう栽培を始めたい」と思えるような環境を作り上げたい。

次の世代のために。

ウチのぶどう達の数十年後のために。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。