不出来ながら我が人生。

機会をいただき、陶芸のワークショップに参加している。昨日は2回目で、3週間前に成形し焼き上がったものに絵付けをする段階。

初回に陶芸家の先生が「型にはまらず自由に楽しんでいいですよ」という言葉を真に受け、というか、拡大解釈し、自由にやらせてもらっている。

ワークショップの作品テーマは「自分だけのワインクーラー」なので、素直にそれを造っているのだが、成形しているウチに勝手にイメージが膨らんできてしまい、どんどん逸脱してくる。

どうやら自由すぎたようだ。お手上げのようである。

私の絵付けの状況を見ながら、先生曰く「こういう方は好きにやってもらった方がいいね」と、半ばあきれていた。ところが、他の参加者も中々の強者揃いで「自由すぎる人々」が多く、こんな時は指導役の先生も大変だ。

という訳で、絵付けまでは終えた。仕上がりがどうなるのか初心者には想像すらできない。

まぁいいさ。出来不出来を気にしていたら、ちっとも面白くない。

不器用な人間の人生みたいだ。そんな作品になれば本望かな?

さてどうなることやら。完成は2週間後。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。