EC

2週間ほど前から考え始めた。「いままでのやり方でいいのか?」と。

新型コロナウイルスの経済余波は日々巨大化している。残念なことに財務的に限界がある中小企業や零細企業、個人事業は、雇用弱者と一緒にその影響をまともに受けるのだろう。

いまのところ全くネームバリューが無いVARTも、いとも簡単に消え去るのかも知れない。

もともと「産地に来て飲んで、感じて欲しい」という気持ちが強く、また人と人の繋がりを大切にしたいとの思いから、地道に繋がりを作ってきた。だから「ネット販売はやらない」と公言してきた。

飲食業と観光業は惨憺たる状況だ。出口が見えてこない。すでに体力勝負となっている。

いま「産地に来て」というのは非現実的だ。それに、ネームバリューの無い自分にそんなことを言う資格があるのだろうか?と思い始めた。ちょっと驕った考えなのではないだろうか、と。

オンラインショップを今日オープンさせた。https://vartjpn.base.ec/

心変わりするようで悩んだが、モノづくりへのスタンスを変えるわけではない。小売業である以上ネットの活用もプロモーションのひとつ。

「時」が来たのかもしれない。そう自分にいいきかせて。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。