黙々と。

結局、6月30日から始まった降雨は7月31日まで続いた。この間、24時間降らなかったのは7月19日・20日・22日・29日の4日間だけだ。

最も痛かったのは、23日から27日まで終日降り続けた雨で畑が田んぼのようになり、まったく防除ができなかったこと。最悪のタイミングだ。「Go Toトラベルの祟りだ」と、怒りの矛先を人災のような施策に向けざるを得ない精神状態に陥った。

かつて無いほどのベト病に襲われた。肥大期の実が乾く間もないほどの雨続きのため、「実ベト」が多発。

これまでこの病害が少なかったウチの圃場も、今回ばかりは逃れることはできなかった。

メルロはとくにベト病に罹患しやすいという。

いまのところの見立てで、今季の収量は1/3程度となるのではないか?白品種も4割ぐらの減収は覚悟する必要がある。この先もまだ病害、虫害が待っているし。

力が湧かない。気力が出てこない。気持ちが萎えかかっている。でも、精神的に動揺すること自体が、まだ素人なのかもしれない。

昨日の上田市の最高気温は35℃。厳しい暑さだ。大量にある病果を除去する作業を始めた。果てのない気分だが、立ち止まっているわけにもいかない。

黙々と歩むのだ。

投稿者: vart-jpn

画家として活動しながら長野県上田市でワイン用ぶどう栽培しています。自己ブランド「VART」のワインを販売するワインショップを経営。