春雪さん、いらっしゃい。

寒いこの地域にも春本番は着実に近づいている。

だから、昨日から雪。たいしたことはないけど、ずっと降っているので結局15cmぐらいは積もっている。

とはいえ、春間近。

今朝は6:00から集落の雪かき。この時季の雪はものすごく重くて腰がしんどいが、除雪機を使ったり重機を出してもらったりしているうちに、どんどん雪解けも進む。

希に雪の重みで電線が切れて停電になることもあるけど、春雪もまたいいものです。

春は動き出している。胎動。

おととい22日、水が上がってきた。土の温度が少しずつ上昇し樹が活動し始めてきた。冬の間に根まわりに溜めておいた養分が動き出している。

このところ寒さがぶり返してきていて、21日の夜半から翌朝には小雪がぱらついていた。ただ陽射しは春の強さが出てきているので、晴れさえすればなんとかなる。

22日に真田ヴィンヤードの見回りをしていて、水が上がってきたのを確認。そのときの嬉しさ。感動する。

男の私がうまく表現するのは難しいけど、妊娠中のお母さんのお腹の中で赤ちゃんが動いているのを初めて感じたときっていうか。

自分の子供が生まれる期待感というか。

胎動。

いずれにしろ、忙しくなりそうです。

地元をもっと知らなければ。

先日、横浜から友人が遊びに来てくれた。おじさんサッカー友達だ。1日目は畑仕事体験。そして泊まりはウチで、当然のように夜は宴会。地元の友人も2名参加してたっぷり楽しむ。

彼は上田が初めてだということなので、翌日の午前中は別所温泉を案内してあげた。

住んでしまうと、有名とはいえ地元の観光地というのは中々足を運ばないもので、考えてみたら別所温泉もたった3回目ぐらいだ。しかし改めてのんびり散策してみるとやはりいいもので、かなり楽しめた。

別所温泉駅は風情たっぷり。

いまは走っていないレトロ車両が展示されていた。

老舗の花屋旅館。築100年。大正モダンの建物がもの凄く素敵(写真を撮り忘れたので以前に撮ったもの)。

この花屋旅館さん素晴らしいおもてなし精神。「散歩で立ち寄っただけです・・・」と言ったら、快く中まで入れていただき、建物内を自由に見学させてくれた。宿の方々もすごく感じが良い。恐る恐る値段を聞いたら、老舗なのにかなりお手頃なのでビックリ。これは要チェック。上田への旅には是非おすすめしたい宿だ。

頭の中がぶどう栽培と絵のことでいっぱいだったけど、もうちょっと地元の情報も持っていないといけませんね。

剪定終わったけどまだやることいっぱい。

またサボってしまった。気づいたら1ヶ月ぶりの投稿。

1月中旬より繁忙期を迎えていたデザイン業もようやくケリがつき、その合間々々にコツコツやっていた剪定作業もほぼ同時期に終了。

やっとひと息、と思っていたらもう3月が目の前だ。

例年だと1〜2月は割合のんびり畑の整地などをしながら剪定していたが、今年はこれから畑とその周辺の片付けだ。

結局この冬はあまり身体を休めることができていない。過去3シーズン、冬期にしっかり休養することが大切だということを良く理解できたのでちょっと心配。4月から10月までの農繁期を乗り切れるかな?

なにはともあれ、3月を有意義に使わないと。色々やることいっぱい控えているけど。

寒さを吹っ飛ばせ…で頑張らねば。

正月休みを終えて、さぁ剪定をしっかりやるぞ!と気合いを入れていたら、雪・雪・雪。加えて、先週は人生初のインフルエンザにかかり全ての仕事が完全ストップ。そしてまた雪。

そんなこんながあり、今週からようやく本格的な始動となりました。

4回目の冬。身体がだいぶ寒さに慣れてきたなぁ、と思っていたら、ここ数日の寒さはものすごくて、連日-10℃越えと厳しい。気象庁の公式データによると上田市は-10.8℃だ。これは役所のある街のほうの記録だから、標高800mの我が集落はさらに約3℃下がる計算。つまり-13〜14℃といったところだろうか。今朝の台所では布巾がカチカチの板になっていました。

風が無いのが幸いで、晴れさえすれば畑仕事はなんとかなる。降り積もった雪が足先を冷やすので辛いが、まぁ、いわゆる根性ってやつで、今日も剪定を頑張りましょう。

寒さも忘れる赤いパノラマ。

今朝は見事な朝焼けでした。

ここではよく朝焼けを見ることができるものの、雲の流れやカタチ、季節や時間帯によって表情が異なるので「これは!」という好みのビジュアルに出会えるのはそう多くは無い。だからこそ、感動できる。

一昨日の積雪も良い効果。

お見事です。

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今朝は北アルプスが望めなかったが、上田市街を囲む山々はくっきり。ちなみに、上田駅や上田城跡は手前の雑木林が邪魔で見ることができない。

故郷の正月気分を味わう。

8日(日)は「どんど焼き」。この地に住むようになってから、ほぼ40年ぶりに体験するようになったお正月行事だ。生まれ故郷の藤沢でも子供の頃は毎年参加していてなんとなく楽しかった記憶が残っている。

古いお札や正月飾りや達磨などをうずたかく積み上げ、藁と一緒に燃やして火の粉が舞い上がる光景。玄関に飾り付けた団子も持ち出しここで焼いて食べる。はっきり覚えている。

大人になってからあちこち転居したりしてすっかり忘れていたこのお正月行事に、この地で出会えたのが嬉しい。

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なるほど、違うものですね。

昨夜はお呼ばれがあり、ご近所で餃子パーティ。本場・中国出身の奥様による手作り餃子だ。中華街をはじめお店でいただいたことはあるものの、いわゆる家庭料理としての手作り餃子は初めて。

タネはキャベツとニラと挽肉と、いたってシンプル。そして包む皮は手作りだ。本場のやり方だから「水餃子」なのだが、茹であがったときに、この手作りの皮がなんとも美味い。もちもち、ボリューミー。あ〜ビールが美味かった。

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