木彫り展(告知忘れ)

このところの慌ただしさと、頭の中が葡萄のことで一杯のせいか、告知することをすっかり忘れていました。

7日(土)より、東御市の喫茶&クラフトギャラリー茶楽庵にて、上田市の伝統工芸「農民美術・クラサワ工房」の教室が主催する木彫り展が開催されています。17日(火)まで。(でも今日11日と明日12日はお店の定休日なので、実質あと5日しか無くなってしまった…)

私は木彫りの猫2点、イラストを1点、絵ハガキ9点を出品しています。お時間とご興味がありましたらお出かけください。

以前に壁画を描いたお店です。
木彫作品
店内はこんな感じ。

人生最大の作品

といっても、「傑作」とかそういうのじゃなくて、サイズのこと。

横11m×縦2.8m。これはデカイ。

最初にお話しをいただたときは、ちょうど色々と忙しくなる頃だったのもあり乗り気じゃなかったけど、翌朝起きたときに「面白そう」と思ってしまい、同時に絵が浮かんできちゃった。

しかも、これだけの大きい面に描くことはそうそう無いと思ったので、その点でも新しいチャレンジとしてやり甲斐を感じた。

2月20日にスタート。場所は長野県東御市の喫茶&ギャラリー「茶楽庵」。ここの駐車場に描くので作業は定休日のみとなる。水曜・木曜がそれに当たるが、どうしたものかいつも木曜日が天候悪く、結局、週に一回程度しか描けない。

そして、初めてのサイズでもあり中々手強くて、結局1ヶ月半もかかってしまった。

なにはともあれ、完成して良かった。

ぶどう栽培の一年を描いた。

左から、冬の剪定に始まり、草花が生えてきて草刈りやったり、伸びてきた枝葉の管理をやったり、もちろん消毒も。畑には様々な動物や虫たちがやってくる。やがて成熟期を経て沢山の人の手を借り収穫、そしてワイナリーのcave hatanoで仕込みだ。そうしたら最後は、豊穣を祝う宴。ワインにパンにチーズにソーセージ、生ハム、サラダと自分の好きな食材ばかり並べた。背景は真田ヴィンヤードから望める山並み。日々の農作業で感じている、目に入ってくるものをすべて盛り込んだ。

まぁ、ぜんぶ出しだ。時々描いているときに通りがかりの小学生や普通のおじさんおばさんが褒めてくれるけど、変な評論家の言葉より嬉しいかな。

オーナーさんご夫妻にも喜んでいただけました。

昨日はUCV(上田ケーブルビジョン)というローカルのケーブルテレビ局が取材にきました。自分の故郷でいうとテレビ神奈川に相当するのかな?もっとも、上田市の僻地・岩清水にはUCVのケーブルが通っていないので、結局自分では見ることができないのが笑える。

何はともあれ、楽しめました。