連休

一昨日の夜半に初雪が降った。昨年より11日遅い。水分を含んだ重たい雪で、凍って不自由することはなかった。

昨日の朝、家の前から。

昨日・今日は骨休めだ。特に今日は寒くとても畑仕事をやる気にはならない。

まずは温泉療養。お気に入りの十福の湯でまったり。

前後するが、雪が降り始めた一昨日の夜からリフレッシュのスイッチを入れた。

11月からスタートした陶芸ワークショップの作品が出来上がり、そのお披露目パーティだったのだ。

作品はこんな感じ。初めてにしては上出来かな。

世界にひとつのワインクーラー
皆さんの力作が勢揃い。

この日の会場となった東御ワインチャペルでは、美味しい料理&とっておきのワインを堪能。

美しい。
好み。

さて、今日いっぱいは休んで明日からまた藁巻き作業を続けましょう。

不出来ながら我が人生。

機会をいただき、陶芸のワークショップに参加している。昨日は2回目で、3週間前に成形し焼き上がったものに絵付けをする段階。

初回に陶芸家の先生が「型にはまらず自由に楽しんでいいですよ」という言葉を真に受け、というか、拡大解釈し、自由にやらせてもらっている。

ワークショップの作品テーマは「自分だけのワインクーラー」なので、素直にそれを造っているのだが、成形しているウチに勝手にイメージが膨らんできてしまい、どんどん逸脱してくる。

どうやら自由すぎたようだ。お手上げのようである。

私の絵付けの状況を見ながら、先生曰く「こういう方は好きにやってもらった方がいいね」と、半ばあきれていた。ところが、他の参加者も中々の強者揃いで「自由すぎる人々」が多く、こんな時は指導役の先生も大変だ。

という訳で、絵付けまでは終えた。仕上がりがどうなるのか初心者には想像すらできない。

まぁいいさ。出来不出来を気にしていたら、ちっとも面白くない。

不器用な人間の人生みたいだ。そんな作品になれば本望かな?

さてどうなることやら。完成は2週間後。

木彫り展(告知忘れ)

このところの慌ただしさと、頭の中が葡萄のことで一杯のせいか、告知することをすっかり忘れていました。

7日(土)より、東御市の喫茶&クラフトギャラリー茶楽庵にて、上田市の伝統工芸「農民美術・クラサワ工房」の教室が主催する木彫り展が開催されています。17日(火)まで。(でも今日11日と明日12日はお店の定休日なので、実質あと5日しか無くなってしまった…)

私は木彫りの猫2点、イラストを1点、絵ハガキ9点を出品しています。お時間とご興味がありましたらお出かけください。

以前に壁画を描いたお店です。
木彫作品
店内はこんな感じ。

追い込み

9月10月はまわりも慌ただしい。“村の行事”が多々あるのだ。めぼしい娯楽がなかった昔の集落では、季候の良い春と秋のひとときは絶好の催事シーズンだったのだろう。特に稲刈りを終えた秋は農繁期からの開放感が格別でもあり、信仰心が篤い地方において秋祭りは大切な娯楽と位置づけられていたのかも知れない。

とはいえ、果樹農家はこの頃が忙しい。収穫シーズン本番だ。

8日(日)は他園の収穫お手伝い。思ったより手間がかかり、けっこう必死にやっていたら、32℃を超える暑さも相まってヘトヘトになってしまった。

体力落ちたなぁ。

夕方、収穫したソーヴィニヨン・ブランを委託醸造先のヴィラデストワイナリーに搬入。

ひさしぶりにここの醸造所に行った。いろいろ思い出もある場所。

ヴィラデストは毎年仕込みの皮切りとなるので、「いよいよシーズンの総決算だなぁ」なんて思ってしまった。

醸造所の前でふと目にした美しい夕暮れ。慌ただしい時期だけど、しっかり追い込みます。

個展1日目

初日、いい天気でした。すみれ屋さんの外観。

ギャラリーには飾り棚があって、思いついた展示がこれ。

VARTのワインも少しは数が揃った。

2016のメルロ。2017のメルロ(ステンレス熟成と樽熟成)、ブラン。

そして、6月21日発売予定の2018ブラン。

この5つのエチケットデザインに使用した絵を、ボトルと一緒に展示してみた。

5点のうち2つは手元に無いので、所蔵者にお願いして借りてきました。独自性は出せたかな?

それにしても、会場が近いのはいいけど、そうすると畑仕事をやりたくなる。

早朝に芽かきをやってから会場に行く。

終わったら、夕方は草刈り。

なんだか初日からクタクタになってしまった。

あしたも頑張ろう。

個展のお知らせ

明日、6月1日(土)から12日(水)まで、長野県東御市の「Cafe Gallery すみれ屋」さんで個展を開催します。※6日(木)は定休日

時間は10:00〜16:00。場所はコチラ。入場は無料ですがカフェで寛いでもらえると嬉しいです。

お隣の東御市だけど、ほぼ地元。なんといってもウチから7〜8分で行ける距離だもの。ギャラリースペースが完全に独立していて観賞しやすく、以前から「いつかここでやりたいなぁ」と思っていたカフェです。

お店のホームページは無さそう(?)ですが、コチラが雰囲気分かりやすいかも。

今日は搬入・展示をしてきました。

写真を撮り忘れた。

明日またアップします。

今は畑仕事が忙しいけど頑張って会場に居るつもりですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

人生最大の作品

といっても、「傑作」とかそういうのじゃなくて、サイズのこと。

横11m×縦2.8m。これはデカイ。

最初にお話しをいただたときは、ちょうど色々と忙しくなる頃だったのもあり乗り気じゃなかったけど、翌朝起きたときに「面白そう」と思ってしまい、同時に絵が浮かんできちゃった。

しかも、これだけの大きい面に描くことはそうそう無いと思ったので、その点でも新しいチャレンジとしてやり甲斐を感じた。

2月20日にスタート。場所は長野県東御市の喫茶&ギャラリー「茶楽庵」。ここの駐車場に描くので作業は定休日のみとなる。水曜・木曜がそれに当たるが、どうしたものかいつも木曜日が天候悪く、結局、週に一回程度しか描けない。

そして、初めてのサイズでもあり中々手強くて、結局1ヶ月半もかかってしまった。

なにはともあれ、完成して良かった。

ぶどう栽培の一年を描いた。

左から、冬の剪定に始まり、草花が生えてきて草刈りやったり、伸びてきた枝葉の管理をやったり、もちろん消毒も。畑には様々な動物や虫たちがやってくる。やがて成熟期を経て沢山の人の手を借り収穫、そしてワイナリーのcave hatanoで仕込みだ。そうしたら最後は、豊穣を祝う宴。ワインにパンにチーズにソーセージ、生ハム、サラダと自分の好きな食材ばかり並べた。背景は真田ヴィンヤードから望める山並み。日々の農作業で感じている、目に入ってくるものをすべて盛り込んだ。

まぁ、ぜんぶ出しだ。時々描いているときに通りがかりの小学生や普通のおじさんおばさんが褒めてくれるけど、変な評論家の言葉より嬉しいかな。

オーナーさんご夫妻にも喜んでいただけました。

昨日はUCV(上田ケーブルビジョン)というローカルのケーブルテレビ局が取材にきました。自分の故郷でいうとテレビ神奈川に相当するのかな?もっとも、上田市の僻地・岩清水にはUCVのケーブルが通っていないので、結局自分では見ることができないのが笑える。

何はともあれ、楽しめました。

 

ひな祭り

個人的にはもう縁は無いのだが、ひな祭りですね。

上田市のお隣、東御市にある旧北国街道の宿場町「海野(うんの)宿」。このブログでも何度か紹介していたかな?江戸時代にタイムスリップしたようなこの旧宿場街は、観光客が押しかけていない(?)ので、散策がてらのんびりと風情を楽しめる。「うだつ」が特長の伝統的建造物の群はなかなか壮観だ。もちろん電柱や電線は無く、掘割りも美しく整備されている。

そこで、ここに住んでいる知人もいるし、お知らせをひとつ。

2月24日から3月25日まで「海野宿ひな祭り」が開催されています。40軒以上の家々が秘蔵の雛飾りをお披露目するのだ。知人の家のお雛様はなんと、寛永年間だというから380年ほども昔のものらしい。

イベントちらしによると、期間中の毎週土曜日は行燈が灯るようだ。3月24・25の土日には流しびながあったり甘酒が配られたりと、色々あるようです。お近くの方、近隣に遊びに行く方がいらしたら是非お立ち寄りください。

以上、勝手に観光案内。