この時期、1週間も留守にすると信州の様相は一変する。見た目は秋だけど「冬本番間近」といった方が肌感覚に近い。畑の周囲も真田の郷も枯れ葉色に染まっている。
今週初めまでは暖かめだったけど、おとといは-0.2℃、昨日は-0.1℃と朝晩が冷えてきた。そろそろ冬支度だ。
ぶどうの樹の根回りをしっかり保護してあげる「わら巻き」作業のスタートです。
雪の多い地域では積雪そのものが「布団」みたいにして一定の温度で保護してくれるけど、うちの地域は雪が少なめで-10℃以下が続くこともあり、冷たい外気にさらされ続けると凍害で翌春に芽吹かない場合があるのだ。これは怖い。
寒がっている子どもにコートも用意してあげれられないようでは保護者としてどうかと。ひとりでコツコツ行うため例年1ヶ月以上かかってしまうけど、根の保護は大切、というか心配なので、ちゃんとやります。
来年も良いぶどうができますように。