求むパン屋さん。

私の住む小さな集落には、コンビニも自販機も郵便局も無いけど、豊かな森に囲まれ街から完全に隔絶されている。これがいい。

妄想する。この村だけにある素敵なお店があったら楽しいだろうな、と。

パン屋さん、誰かやってくれないかな。

店内にカフェもあったりして。村内で焙煎したての豆が手に入るから美味しい珈琲も出せる。少ないながらハムやチーズも店頭に並ぶ。店先には近所から集まる野菜が置いてある。

もう毎日行っちゃうよ。

ウチは酒屋をやる。できたてパンにハムとチーズ、家の前の葡萄からできたワイン。

人々が集まる。

「小さな村物語イタリア」の日本版が実現する。

いい暮らしだ。

可能性があるよ、ウチの村。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。