目的は本能のママに。

昨日7日(月)から12日(土)まで、このところ正月恒例となった現代美術家協会の新年会“的”な展覧会「現展・新春アートフェア」が開催されている。

私も1点出しており、6日(土)に搬入展示のため東京出張をしてきました。

その日は搬入と同時にオープニングパーティがあり、この展覧会に参加した約80名の作家のうち45人前後がさほど広くはないギャラリーに集合し会場はもう、ギュウギュウゥゥゥ。

あまりの人の多さに圧倒されるようにギャラリー内に居場所を失ったのをこれ幸い、さっさと会場を抜け出し「夜のお楽しみ」のために界隈をうろついて下見に行く。

見つけました。コリドー街(友人曰く、最近は若者のナンパスポットだとか)。

この日は日曜日だったので人影もまばらで、のんびりあちこち物色していたら「鶏肉と自然派ワイン」の看板に惹かれ即決。

ちゃっかりパーティ会場のギャラリーを待ち合わせ場所として勝手に利用し、友人4名に来ていただいた。

もはや、展覧会は口実で、東京で友人たちと飲み会!が目的となっていると批判されても仕方がない。本能がそうさせているのだから。

鶏バルpollo(ポッロ)」。カウンターと小さなテーブル席が5〜6ぐらいの狭くて小さな店構えで、このサイズ感がまた好みだ。

ワイン目当てだったけど、いちばん驚いたのは出てくる料理がすべて旨い!ボリューミーでスパイシー、やや濃いめな味付はパンチが効いていて、中高年としてはやや注意が必要だが、素材の良さと丁寧な作りはとても魅力的だった。

ワインが進む。これも要注意だ(笑)。この日いちばんの当たりはこれ。ポルトガル。

シャルドネ主体ながら知らない固有品種(?)数種と混醸?orアッサンブラージュ?された白はたっぷりボディがたまらなかった。自然派的な個性がありながら嫌みは無く、お肉系の料理との愛称は抜群。

良き仲間とワインと料理。

またうろつきたくなる。ちゃんと稼がなきゃ。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。