ここにきて、まるで悪夢のようだった連日の猛暑が終息してきた。夜中には寒くて目が覚め薄手の毛布をひっぱりだした。ここ岩清水は16℃台まで気温が下がったと思われる。
毎年お盆前後を境に気候が変化するけど、今年はとかく有難さが身にしみる。
潮目かな?
夜の温度が下がると安心する。ぶどうにも良いのだ。冷涼なこの地域ならではの成熟曲線が望める。ゆっくりゆっくり成熟してくれる。
昨年よりヴェレーゾン(生長の転換期)が1週間ちょっと早い。
今年は結実不良がやや多いものの、今のところ「そう悪くない」。8月下旬から10月にかけて長雨が無いことを祈るしかないため「順調」と言う表現を使うのは適していない。恐怖心が日増しに芽生えてくるからだ。
ともあれ、真田ヴィンヤードも殿城ヴィンヤードも心地良い風を感じるようになってきた。