充実!秋の大型三連休

22日(土)・23日(日)、真田ヴィンヤードでメルロの収穫を行いました。2018栽培シーズンの集大成です。

12日の白品種に続き今回もたくさんの皆さんの手を借りて、素晴らしい収穫作業となりました。ご参加いただいた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

午後からの方、午前のみの方などを合わせ、両日各14名ずつの参加者。地元岩清水から、東御市、上田市、千曲市から、そして群馬県高崎市、茨城県つくば市、千葉県市川市、神奈川県相模原市・横浜市など直前で日程が変わったにもかかわらず集まってくれました。上の写真は23日の最後までお手伝いたいだいた方。

22日は朝から天候がイマイチで昼頃からのスタートに。

昼過ぎからは晴れてちょっとムシ暑く。病気が増えて選果作業がものすごい手間!人手がたくさんあるのにぜんぜん進まず「終わらないかも?」と不安になる。この日は夕方暗くなる直前まで収穫したものの、やはり想定していたノルマには達しませんでした。

23日は朝から昼頃まで晴れ、その後曇り。前日のエリアよりは房の状態も良く、夕方までにどうにか全て採り終えました〜。22日もだけど、収穫に夢中になるとみんな無口になります。というか、自分も含めて両日ともに和気あいあいと作業している余裕がなくて、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

24日(月)。前日の夕方遅くに持ち込んだぶどうの仕込み作業を東御市のcave hatanoで行う。

「梗」という軸の部分を除きぶどうの粒を同時に潰す「除梗破砕」という作業です。

収穫できたぶどうは1,081kg。去年より少し増えました。1,000Lタンクに入りきらず。ちょっと嬉しかった。

2018年の収穫量は白・赤あわせて昨年比13%アップ。収穫時期が「信じられない」ほど早まったものの、判断は適していたし、選果を厳しく行っているので、ぶどうの状態も良好と言える。

さて、あとは信頼する醸造家に託すのみ。

今年の秋の連休は、たくさんの方々と交流できたこと、そして良いぶどうが収穫できたことで、個人的にも近年にない充実した3日間となりました。まさに実りの秋。

ただいま、とんでもない達成感に浸っています。幸せ。

投稿者: vart-jpn

ワイン用ぶどう栽培農家。ワインショップ・バート運営。画家。