恥ずかしや、早乙女コスプレ。

5月27日(日)快晴。昨年に続き、地元にある棚田百選「稲倉(いなぐら)の棚田」で田植えをやりました。自治会および棚田保全委員会のお手伝いです。というより、地元仲間のためかな?忙しい最中でもあり乗り気では無かったものの人生初のコスプレをやる羽目になりました。

古くからある「早乙女(さおとめ)」という田植えスタイル。女性の姿はとてもカワイイのだが、おじさんも着させらることに。右端が私。なんか恥ずかしい。

元々神事がらみだったのもあり、こんなこともやっていました。横笛・太鼓の音を聞いていると、映画「七人の侍」のラストシーンを思い出します。

余興ではパフォーマンスもあったり。

前週にはローカルで放映されたこともあり、見物客も多かった。

地元の友人S氏の発案で去年から勝手に始めた早乙女。棚田の保全につながるかどうかは不明ながら、文化的なイベントとしては面白いのではないか。できるかぎりの応援は続けていこうと思う。

家の前も

当初予定よりも約1ヶ月遅れながらも、ようやく家の前の畑に支柱を立てることができた。やっぱりグンと葡萄畑らしくなる。まだまだ苗は小さいが、真田ヴィンヤードに続き「殿城ヴィンヤード」も形になってきた。

3日連続の肉体労働でヘトヘトだけど、夕方のやわらかい陽射しを浴びる我が家を囲んだ葡萄畑の光景には癒される。

お手伝いいただたご近所のSさん、ありがとうございました。

そして重機は偉大です。

ようやく。

あれやこれやと用事が頻発しながらも、ここにきてようやく追いついてきた。そうならなければ困る。いよいよ待ったなしだ。毎日ぐんぐん芽が伸びてきている。葉が開いてくる。目が離せなくなる。

畑仕事にGWは無い。逆に、かなり集中できる。はかどる。ぐちゃぐちゃだった頭の中に少しずつ余裕が出てきて、身体にたたき込んだ畑のルーティンが動き出す。

こうなればこっちのもの。常に畑仕事を中心として日々が回り出す。全力シーズンの開始だ。季節に背中を押される感じ。

いったん軸足が定まれば、たとえ忙しくなっても不思議と他の仕事や様々な事々が回り出す。

あとは課題の支柱立てが残るのみ。

5月末から始まる展覧会へ向けた作品づくりも、もうひと息だ。

コートを脱いで春本番。

遅れ遅れながらも、ようやく畑仕事を進められるこの頃。一応、例年のカレンダーなら問題ないものの、今年は暖かくなるのが10日ほど早いので実質的な遅れは明らか。

とりあえず昨日で樹の根回りを保護していた藁をすべて外し終えた。あとは古い樹皮を剥ぐ作業が少し残っているものの続いて今シーズン最初の防除を行わなきゃ。

なにはともあれ「コート」を脱いで気持ちよさそう。

家や畑、そして真田町周辺も次々と花が咲き彩り豊かに。しょっちゅう行っている「駅前食堂」も桜が満開でした。

焦る。困る。

生来、同時に複数のことを行うのが苦手だ。それなのに、長野県に移住してからというものの、様々なことが同時進行となってしまっている。そして今年は忙しさがピークとなりそうだ。

そのいちばんの要因が自治会の活動だ。あろうことか今年「公民館分館長」という役目が回ってきた。ん〜〜〜困った。ぶどう栽培が勝負の年なのに・・・。

そもそも公民館って何?から始まった。どうやら長野県独特の仕組みらしいが、地域の公民館の運営を地域住民が行うのだ。これまでの人生では各公民館に勤める職員が運営し、住民は「利用する側」という認識だったが、ぜんぜん違っていた。

一年を通して数多くのイベントがある。その殆どを「分館三役」とか「分館五役」とかになった住民が執り行う。とにかく大変。というより、何が何だか分からない。誰が誰だかわからないし。

先日、この春いちばんのイベント「養老会」が開催された。仕込み、大変でした。なんとかこなしましたが(と思う)。

そのひとこま。

ことしは全国どこも1週間以上春が早い。

ボヤボヤしていられない。でも、自然は待ってくれない。例年、4月中下旬に満開となる桜がもう7分咲きだ。

焦る。下は昨日の写真。真田の畑周辺もあちこちで桜が咲いている。追いつかないよ。でも、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。困る。

マイナンバーカードの不思議

昨日、マイナンバーカードを受け取りに市役所へ出向いた。

これまでずっと「通知カード」で通してきたが、先頃の確定申告をe-Taxでやろうと思ったら、マイナンバーカードと電子証明書が必要となったため、やむなくカード作成の申込をしておいた。来年はe-Taxでやろう。

ところで、確定申告もずいぶん変わっていて驚いた。今回は昨年からワイン販売を個人事業で始めていたため確定申告が必要になったけど、申告を自分でやるのはデザイン業を個人事業としてやっていた平成3年以来だから実に27年ぶりとなる。

さてそのマイナンバーカード。申し込んでから約2週間ほどで通知ハガキが届き、それを持って市役所へ。所定の窓口でハガキと共に本人確認のための通知カードやら免許証やら市民カードを提示し、続いてタッチ式のディスプレイに4つもある!暗証番号を自ら入力する。ほぉ、中々よくできている、と感心。

そして最後に、出来上がったマイナンバーカードに掲載されている顔写真と私を「見比べ」本人に間違い無いかを確認する。

これ、スキャナー式の認証センサーでやるのではない。窓口の「人」がやるのだ。超アナログ!!

いっけん何の問題もない印象だが、暗証番号を設定する際の先端技術とのギャップがあまりにも滑稽で、笑いをこらえるのに大変だった。カードの写真と私の顔を見比べる窓口の人の真剣な表情。思い出すだけで笑える。

人々はもはや、デジタルに操られ始めている。IoTが実現するのは、人間どもの制圧かもしれない。

新しい命のサイクル

3〜4日前より水が上がってきた。この2週間ほどはずいぶん暖かいので、昨年より1週間早い。

厳しい冬を越すために根元近くに養分をためこみ、陽射しが強まり地温の上がる頃を計るように、その養分水を少しずつ冬芽に送りこむのだ。これからはだんだん芽も膨らんでくる。

剪定した切り口から水が出てくる様子。

毎年これを見つけるとワクワクする。

「自分のこどもができた!」と知った瞬間の喜びに似ている。

新しい命。大事に育てるよ。

ひな祭り

個人的にはもう縁は無いのだが、ひな祭りですね。

上田市のお隣、東御市にある旧北国街道の宿場町「海野(うんの)宿」。このブログでも何度か紹介していたかな?江戸時代にタイムスリップしたようなこの旧宿場街は、観光客が押しかけていない(?)ので、散策がてらのんびりと風情を楽しめる。「うだつ」が特長の伝統的建造物の群はなかなか壮観だ。もちろん電柱や電線は無く、掘割りも美しく整備されている。

そこで、ここに住んでいる知人もいるし、お知らせをひとつ。

2月24日から3月25日まで「海野宿ひな祭り」が開催されています。40軒以上の家々が秘蔵の雛飾りをお披露目するのだ。知人の家のお雛様はなんと、寛永年間だというから380年ほども昔のものらしい。

イベントちらしによると、期間中の毎週土曜日は行燈が灯るようだ。3月24・25の土日には流しびながあったり甘酒が配られたりと、色々あるようです。お近くの方、近隣に遊びに行く方がいらしたら是非お立ち寄りください。

以上、勝手に観光案内。

趣味の木彫り

今日2日から13日まで、長野県東御市にある「茶楽庵」という喫茶&クラフトギャラリーで「木楽彫の会 木彫り展」という展覧会が始まりました(7日・8日はお休み)。2014年の秋頃から趣味で始めた木彫教室の仲間たちによる作品展です。

こんなの出しました。「木登り猫」。3寸ほどの角材から削りだしたのでずいぶん手間取りましたが、なんとか完成。伐採した梅の枯れ木に登らせてみた。