ソワソワドキドキ

また始まった。落ち着かない日々。

犯人は天気。

土曜日までは順調だったのに、昨日から急に雨予報が増えてきた。

台風19号も発生し日本列島を窺っている。すごく強烈なようだ。

11日〜14日のどこかで収穫する予定なのに。本命は12日・13日だが、ここが危ない???

という気持ちと、信州の東側は台風が来ることがホント希、という確信。「降る降る詐欺」という印象もあったり。

とはいえ、万一来たら大変だ、とフラフラ。ず〜と気持ちが落ち着かない。

昨日はcave hatanoさんで果汁分析をしてもらった。いい感じ。決まった。やはり収穫は12日・13日がいい。

自称、晴れ男。やります。

糖度は充分。熟し具合もいい。

収穫、まず白。

23日(月・祝)、台風の影響で強い風が吹き続けていたけれど雨も午前中に時折パラパラと降っただけで予定通り収穫できた。ぐらぐら悩み続けていたけれど決行して正解。真田と殿城の2つのヴィンヤードでシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランの3品種、約630kgを穫り終えました。

真田ヴィンヤードでリースリング収穫の様子。

この日に集まっていただいたのは総勢17名。ホント感謝の言葉しかありません。ボランティアだもの。

できる限りのおもてなしをしたいし、参加者の労力を軽くしておきたいものの、どこまで出来るのか不安だったけど、前日から友人3名の強力な援軍が来てくれたので何とか乗り切れた。

せめてものお楽しみをとご用意したのがお弁当。ご参加いただいた方にはワンコイン500円だけご負担いただきましたが、我が村にこの夏オープンしたフレンチカフェ「ラ・ロッシュ」特製ランチボックスを畑で!という企画。

カボチャとセージのキッシュ、ポテトサラダ、鶏むね肉の低温調理&パプリカとクスクスの甘酢マリネ、ガスパチョのジュレ&佐久ボスケソさんチーズ、そうめん南瓜のサラダアンチョビ風味、キノコのバジルマリネ(これ最高!)、美ヶ原産鹿もも肉のロティ、信州みゆきポークの生ハムとピクルス、ガトーショコラクリュという豪華9品の美しいパッキング。そして左手には信州太郎ポークのパテサンド(ボリューミーで絶品!)。シェフ手作りグルメが満載でした。

そうそう、地元のカフェ先輩「あんこ坂」さんの自家焙煎珈琲も主人自ら全員分ご持参いただき、こちらもまた絶品でした。珈琲好きにはたまりません。

ぶどう畑でフレンチのお弁当、幸せです。たぶん楽しんでいただけたと思います。

※アルコール類は一切ご用意していません。当然。でも楽しかった。

さて次はメルロ−。10月の中旬あたりか?今日からまたしっかりやりましょう。

収穫日決定

もう何度見てもきりがない。週間天気予報。特に9月は変わりやすく、週間予報ほどアテにならないものはない。

とはいえ、ワイナリーは無く、ネームバリューも無いウチの場合、人手が必要な収穫へボランティアさんに来ていただくためにも日程調整は大切な仕事だ。

9月23日(月・祝)に白品種(シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン)の収穫を行います。

9:00頃から日没まで。ご連絡をいただいた方には詳細をお知らせします。

※動きやすく汚れても大丈夫な服装。少雨の場合あり、雨具要。

※畑は真田町および殿城(岩清水)の2ヵ所となります。

収穫ボランティアに参加をご希望の方はご連絡ください(20日午前中まで)。

メール: info@vart-jpn.com

メッセンジャーも可:長谷川真次で検索

※初めての方は連絡先を明記してください。

除葉の再開

今年少しだけ収穫できるようになった家の前のメルロとシャルドネは様子を見ながらなので後回しにするけど、とりあえずはメイン区画への電気柵が終わった。

さて次。途中で止まっていた除葉作業だ。仕上げの段階。ちょっと遅くなっちゃったかな?大事な作業なんだけど、まぁ、なるべく自然の成り行きで。

日当たりの良い畑なのでガンガンに除葉し過ぎるのも良くない。収穫もなるべく後ろへ引っ張りたい。じっくり成熟を待ちたい(健全果が減るのがキツイのだが)。

なにより「とても人為的な作業」なので個人的にはちょっと抵抗がある。あんまり管理し過ぎるのもどうか?などと思ってしまう。

自然派とかビオとか色々な表現をしているけど、それらを標榜している方々も剪定、芽かき、誘引、摘芯、除葉、摘房とかの人為的な作業をやっているんでしょう?当然のように。

なんだか変。

まぁいいや。

草刈りもたんまり残っている。

頑張ろう。

ひとり栽培の不満

まだ終わらない。電気柵の設置。

ワイヤーとかロープとか紐とか、とかく“線”を使う作業はホント一人だと効率が悪い。

ほんのちょっと、端っこだけ、、、それを持ってくれる手がもう一人分あればどんなに作業がはかどるか・・・。そんな不満を飲み込みながら、ここ2日間黙々と電気柵の設置を行っている。

そろそろアイツがやってくる。ハクビシンども。

とりあえず家の前のソーヴィニヨン・ブランと、真田ヴィンヤードの小さい畑のメルロは終わった。

いちばん広いメルロ・シャルドネ・リースリングのところは、昨日の夕暮れ近くまで頑張ったけど、あちこち蚊にくわれ始めたので途中でやめた。

傾斜のキツイ真田ヴィンヤードはポール設置のために歩くだけでなかなかの重労働。もうヘトヘトだったし。

今日の家のまわりは真っ白。残り、終わらせないと。

防除終了

今朝は今シーズン最後の防除作業。

散布したのは木酢液。農薬でも肥料でもない。つまりなんらかの効果を期待しているつもりはない。おまじないみたいなものかな。

木酢液は古くから使われていおり、環境に優しい(粗悪品は除く)。先述のように所謂「効き目」はほぼ無いようだが、作物の生理代謝を促し、酵素の働きを助ける、そして土壌微生物にダメージを与えない、という部分に惹かれており、一昨年からシーズン最後の防除に使っている。

自分の防除のイメージは、「医者に行かないし、市販の薬も飲まない。万一病気になったら自然治癒に向けて頑張る(休む・寝る・食べる・汗を掻く)。そして身体を鍛えて病気に負けないような体質にする。一応、漢方薬の類は摂る」というもので、人間の生活を参考にしている。

というか、これ自分の生き様そのもの(若い頃の話。老化が進む最近はこうもいかない)。

さて、次は電気柵の設置だ。

予定は未定の収穫予定

9月になりました。

いよいよ収穫モードに入ります。他園での予定も耳に入ってきた。

今年は例年よりやや遅めになると予想される(昨年の異常な早さは除く)。そう願いたい。できるだけ後ろに引っ張りたい。

といっても、病害虫の被害状況、降雨の状況を見ながらなので、正直、今の段階では全く予想がつかない。

もちろん果汁分析値による収穫期の判断が基本だが、そこは有機栽培のツライところ。日々減っていく果実を、指をくわえて眺めているわけにもいかない。

といっても、ベストなタイミングで高品質なワインに育って欲しい。

といっても、収量をある程度確保しなければ、いつまでたっても赤字のままだ。

ぐるぐる。巡る巡る。揺れる揺れる。頭と心。

きっと、ず〜と悩み続けるのだろう。それが自然に寄り添った農業をやることなのだろう。

ということで、収穫予定をVARTのホームページhttps://www.vart-jpn.com/index.htmlに掲載したけど、だらだらとバッファだらけとなってしまった。

つまり、使い古された常套句「予定は未定」。

こんな状況ですが、収穫ボランティア募集します。

ウチはワイナリーが無いので、収穫体験しかできないけど、興味がありましたらご連絡ください。

ご希望の方はメールをください。ホームページからどうぞ。

メッセンジャーをお使いでしたら「長谷川真次」で検索してください。

今後、できるだけ頻繁に更新するようにします。

業務連絡〜販売終了のお知らせ

6月21日発売の「真田殿城ブラン2018」は、バート・ジャパンの販売数量が無くなりました。ご購入いただきました皆様、ありがとうございました。あと少しだけ在庫を残しているのは、事前にご予約いただいたお客様の分、イベント用、経過観察のためのバックヴィンテージとなっています。

なお、特約酒販店さんへの出荷は別途行っておりますので、お手数ですが以下のお店にて直接お買い求めいただけますと嬉しいです。

酒乃うちやま

長野県東御市田中(デリシア東部店内)
※ご来店のみでの販売となります。

地酒屋宮島

長野県上田市真田町(国道144号線沿い)
http://www.mssakaya.com/
※上記ホームページよりご注文いただけます。
※全国発送いたします。

萬屋酒店

長野県上水内郡信濃町(しなの鉄道北しなの線黒姫駅すぐ)
FB萬屋

glou glou (グルグル)

京都市中京区壬生檜町
http://glou-glou.com
※全国発送いたします。

銀座NAGANO

東京都中央区銀座5丁目(晴海通り側から鈴らん通りへ入ってすぐ)
※店頭販売のみ(バーカウンターでのグラス売りもあるようです)。

 

以上、引き続きご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

バート・ジャパン代表 長谷川真次

花火と共に新情報ゲット

昨日、真田町の観光課(ゆきむら夢工房内)に「真田三代花火大会」の協賛金を支払いに行った。

毎年ウチの畑のすぐ横が花火の打ち上げ場所となるので、役場の方が農地の使用許可の承諾を得に来る。協賛金のご案内と共に。まぁ、毎年恒例です。ほんのちょっとだけど地元に貢献。

たった5,000円だけど、広告文をお願いすると、打ち上げる際に会場でアナウンスをしてくれる。いつも「バートの真田町産ワインは宮島酒店へ」っていう感じでお願いしている。※一度も現地に行っていないので実際に聞いたことが無い。

ところで、観光課だから色々なパンフレットやフライヤーが置いてあって、そのひとつに目がとまった。

おぉ〜久しぶり!村山槐多。1年に一度は見に行っていた信濃デッサン館が閉館してしまったのでガッカリしていた。

上田に来て初めて知った。もの凄い刺激を受けた一人。ゴッホもビックリの破滅的な天才。

絶対行かなきゃ。